湾上に浮かぶ驚異 モン・サン=ミシェル [冒険録(世界遺産)]
2006年3月2日
湾上に浮かぶ西洋の驚異にて
パリから4時間の旅路の果て、私の前に湾上にそびえ立つその姿を現した。
モン・サン=ミシェルとはフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に築かれた修道院である。カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、かつては多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としたといい、「モン・サン=ミシェルに行くなら、遺書を置いて行け」という言い伝えがあった。
また、その際に交わされた「アデュー」という言葉は、「神のもとで会おう」という意味が込められた言葉である。
モン・サン=ミシェルの頂上からサン・マロ湾を望む
中庭の庭園はさながら空中庭園といった趣
修道院内部の絵画が荘厳で静謐な空気を醸し出す
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